ドナゴン

英国王のスピーチのドナゴンのレビュー・感想・評価

英国王のスピーチ(2010年製作の映画)
5.0
好きな作品です。
コリン・ファースとヘレナ・ボナム・カーター
英国を代表する「貴族顔」2人にやらせたら右に出るモノはいませんね。

現エリザベス女王のお父様の話。

吃音(どもったりすること)もちをコンプレックスに思っていて、自分はなるべく人前で話したりする必要の無い、陰にいたいと願っていたが、父崩御。兄の継承権放棄のため、仕方なく王位を継ぎます。
さて困った。
スピーチせなアカンやん。
そこでトレーナーのライオネルに依頼し、二人で二人三脚で人前でスピーチが出来るように訓練するお話です。

コリンファースが見た目威厳たっぷりなのに、中身は気弱なところを見事に演じています。
エリザベス役(現エリザベス女王のお母様)のヘレナも夫を支える美しく優しい妻を演じています。

ドイツとの戦争突入時への国民へ向けてのスピーチ。涙が出ました。
裏ではトラウマ克服のためにすごいセリフをたくさん言っていて笑える。

感動を狙いすぎておらず、笑いも混ぜ込めた何度も観れる作品です。
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