キングボブ

英国王のスピーチのキングボブのレビュー・感想・評価

英国王のスピーチ(2010年製作の映画)
4.5
一国の君主というものがどれだけの重責を担うのかは想像もつかない。特に大英帝国ともなれば相当なものだろう。
一挙手一投足が注目される立場において、吃音というハンデを背負うことは、一般人から見たら親しみの対象となったかもしれない。
そんな複雑な心境を持ち、吃音というハンディキャップと戦った王、ジョージ6世を、見事に表現したコリン・ファースはさすがであった。
生真面目で臆病な人物を演じさせたら右に出るもにはいない。

史実に基づくストーリーであるが、ヒトラーの演説の巧みさに感銘を受けるあたりも面白い。
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