早紀

英国王のスピーチの早紀のレビュー・感想・評価

英国王のスピーチ(2010年製作の映画)
4.0
兼ねてから観たいと思いながらそのうち忘れていたけどやっと観れた~
面白かったし、興味深い内容だった。

ジョージ6世の吃音症は先天性ではないと言うことでなにか必ず原因があり、過去のトラウマやちゃんと喋らなくては…という脅迫概念が根底にあり余計に空回りしてしまうんだなぁと。

奥さんがプロポーズを2回断った理由も、王族の生活に馴染めないんじゃないかと言ってて、でもそのあとに“素敵な吃音だから結婚して良かった”と励ましていて、王族の堅苦しさはあるものの、穏やかに支え合ってる夫婦の姿に感動した!

ローグさんは医者じゃないし資格も持ってないと避難されるけど、そんなことよりジョージ6世と心の部分で信頼関係を築けたのがこの映画の一番の救いの部分だと思う!

最後の対ドイツへ向けての戦争スピーチを聞いて、本当に本当に平和な時代を尊いと思った。

ジョージ6世は次男で、そういえば長男は最初から最後まで自由だったな。笑
早紀

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