このレビューはネタバレを含みます
すなおにいきるのは
かんたんなようでとてもむずかしい。
ちひろさんみたいに、他人に強制せず自分の思いをブレずに持っていることは素敵だし、心に闇を抱えている人たちがちひろさんの生き方に魅せられて、少しずつ心を開いていくところはよかった。
ただ冒頭のホームレス、「師匠」をいきなり自宅に連れて行ってお風呂介助するシーンは
行き過ぎに思えて、弁当屋の常連客のおっさんたちがちひろさんが元風俗嬢ってことを知ってニヤニヤしてるところはなんだか気持ち悪かった笑
孤独は映画でも現実でもマイナスなイメージだけど、ちひろさんが敢えて
「孤独を愛している」
ということが最後の奥さんとの電話の会話で分かってハッとした。
ほっこりするというより、考えさせられる映画のように自分には思えた!