エアール

誘う女のエアールのレビュー・感想・評価

誘う女(1995年製作の映画)
3.5
ガス・ヴァン・サント監督×ニコール・キッドマン。
若さ溢れるキッドマンの美しさにただただ見入ってしまう 笑

テレビに出たい、みんなからの注目を浴びたい
ーー子供時代から将来の夢として掲げ
大人になってもそれだけを一心に思い続ける1人の女性 スーザン・ストーン
ーーお天気キャスターのスーザン、
ハンサムな旦那ラリーと結婚し不自由ない生活を送るも
その夫の存在が自分のキャリア、あるいは目的達成の邪魔になると悟ったことから
夫の殺害を企てる、というね。
彼女にとってなんちゃないことらしい 笑

1990年に実際に起きた事件を題材にした小説 誘惑(ジョイス・メイナード)を映画化した本作。

学生を対象としたドキュメンタリー作成の過程でスーザンと出会い
スーザンと親密な関係をもち、ほいで利用される学生さんたち ジェームス、ラッセル、リディア
ーーそれぞれ演じてるいるのは
若かりしホアキン・フェニックス、オスカー俳優の仲間入りを果たしたケイシー・アフレック、アリソン・フォランドであります。
ちなみに夫ラリーをマット・ディロン。

盛り時期の男子学生にとってしたら
あのキッドマンに迫られたら無理もない 笑
色仕掛けに落ちて、銃の手配から殺人までを引き受けたジェームスことホアキンの気持ちは分からんでもない 笑


ニューハンプシャー州リトル・ホープ
を舞台に1人の女性の強い執着と殺人、巻き込まれる学生たち、夫両親らの報復。
ある意味でスーザンは有名になれたわけですし、ラストもああなる運命だったのでしょう。
より有名になれるでしょうからめでたしなんじゃないんですかね。
いうてまた新たしいことが起きればそれに塗り替えられて
人の記憶から忘れ去れていくと思いますけどね…。
エアール

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