マシユ

フォー・ルームスのマシユのネタバレレビュー・内容・結末

フォー・ルームス(1995年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

何と言ってもROOM309の「かわいい無法者」が最高。
このエピソードだけを何度観たことか。

父親役であるアントニオパンデラスに子どもの面倒を頼まれるベルボーイ役のティムロス。
「お行儀よくしているんだぞ」と言いつけられるも全く守らず、ティムロスを翻弄する子どもたち。

そして深夜にホテルに戻ってきたアントニオパンデラスが見た光景は、腐乱した娼婦の死体を掴みながら、足に刺さった注射器に悶えるティムロス、酒瓶を振りかざす娘、タバコを咥える息子、ポルノ映像が流れるテレビ、床一面燃えさかる部屋という衝撃的なものだった。

ティムロスの滑稽な演技が秀逸で、言うことを聞かない子どもをためらいなくぶん殴るシーンも何故か笑える。

ちなみにスコアはこのROOM309だけで付けたもの。
全体だと3.0ってところかな。最終話の手斧で指を切断されるシーンのテンポの良さも好き。
マシユ

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