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エグザイル/絆の8gのネタバレレビュー・内容・結末

エグザイル/絆(2006年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

中学生男子に見せたら泣いて喜びそうな映画だ。暑苦しいまでにクール。
行き当たりばったり感がちょっと邦画っぽい。すごい変な映画かも…。

撃ち合ってた男たちが、その直後に一緒に家具を修繕したり運び込んだり、料理作ったりメシ食ったりしてるの、良すぎる。
家具を破壊して焚き木にし、死体を火葬するのも良かった。
証明写真でのじゃれ合いとラストショットの演出もニクい。
酒を回し飲みしながらフェイのもとへ向かうのはちょっとクサかったけど。

「どっちへ行く?」
ボスであるフェイを撃ったウーを殺すために来たブレイズと、それを阻止するタイ。銃撃戦のあと3人が始めたのは…家具の運搬。和気あいあいとした食事風景から、彼らが深い仲であることが分かる。
ウーは殺される前に、妻子に金を残すため最後の仕事をしたいという。仲介人が持ちかけたのはフェイのライバル、マカオのキョンの暗殺だった。
しかしフェイの登場により仕事は失敗。重傷のウーを闇医者に連れて行くと、そこにウーに撃たれたフェイもやってくる。銃撃戦の末、ウーは「家に帰る」と言い残して死ぬ。
ウーを失ったブレイズたちは、仲介人から聞いた観音山の金塊輸送車を思い出す。コイントスで一度は諦めるが、銃声を聞き現場へ行くと、凄腕の警官が強盗をバッタバッタと撃ち殺していく。その腕を見込み、金塊を山分けすることに。
しかしフェイがウーの妻子を人質にとり、ブレイズたちは仲介人のホテルへ戻る…。
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