スザンナ（ウィノナ・ライダー）は、自殺するつもりではなかった｡
何かに苛立ち､何かが不安だった｡娘に手を焼いた両親は､精神病院への入院をスザンナに勧める｡
そこで“境界性人格障害”と診断された彼女は、エキセントリックな患者リサ（アンジェリーナ・ジョリー）と出会う…｡
虚言症や摂食障害など様々な病気を抱えた患者たちと、次第に強い絆で結ばれていく過程で、彼女自身の病気と真剣に向き合っていく。
ウィノナ・ライダー、アンジェリーナ・ジョリー主演の青春映画。
エキセントリックでワイルドで傷つきやすいアンジーと抑えた演技のウィノナ・ライダーの友情以上の関係が素敵でした。
アンジーとウィノナが入院仲間を歌って励ますシーンが大好きです。
回復のためには自分を表現する術を見つけ、受け止めてくれる場と同じ痛みを知っている人が仲間になることが、この映画を見ると良く分かります。
随分私もこの映画に助けられました。テーマソングも大好きです。
