近藤りょうや

17歳のカルテの近藤りょうやのレビュー・感想・評価

17歳のカルテ(1999年製作の映画)
3.7
今更ながらストレンジャーシングスにハマり、今更ながらウィノナ・ライダーに惚れたので鑑賞。

後から調べたら、ウィノナ・ライダー自らも境界性パーソナリティ障害で精神科入院歴があるらしく、原作に惚れ込んで映画化権を買い取り、制作総指揮を担当したらしく、リアルな演技に圧倒されました。

それと同じくらいに、アンジェリーナ・ジョリーの迫真の演技に感動。アカデミーで助演女優賞とっただけある。。。さすが。。。

健常者と精神患者の境界線の曖昧さと、精神病から抜け出せないループが克明に描かれていて、言葉に表せない感情になりました。

精神病は目に見えないから、時として縋ったり、時として足枷になったり、とても曖昧なものだと感じました。