本日の一本。
時代に取り残されつつある自動車工員コワルスキーおじいちゃん。トヨタで働く息子に煙たがれ、アメ車の愛車グラン・トリノと妻が遺した愛犬を大事にしている。そんな折アジア系の移民が引っ越してくる。朝鮮戦争を戦ったコワルスキーはアジア人を信用できないでいた。彼は少年タオと出会い、人生が変化していく。
昔見たとおりよく出来た名作であり、今更ながら特に申し上げることもないだろう。ただただ余生を過ごすだけの日々を送り残りの人生を終えるはずだった老人は、大切な者のために再び心を燃やす。このアツいドラマが観るものの心を震わせる。