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グラン・トリノのaiのネタバレレビュー・内容・結末

グラン・トリノ(2008年製作の映画)
4.4

このレビューはネタバレを含みます

家族との溝があり、過去の暗い出来事を抱えて孤独に暮らすウォルトが、東洋人の隣人との付き合いを経て徐々に人間らしさを取り戻していく。

ラストの報復シーンが名シーンだと思う。
最初なぜ?が浮かんできたけれど、深く考えると、タオたちを守るための彼なりの最善策だとわかった。。
ウォルトが当初の冷徹人間から、愛情深さを取り戻した矢先の悲しいシーンにおもわず涙。

クリントイーストウッドがとにかく渋い。
彼の愛車として登場するグラントリノもこれまためちゃくちゃ渋くてかっこ良くて作品の中で良い味を出している。

グラントリノへの愛着をみると、ウォルトは元々愛情深い人間だということがわかる。そんな彼の意志を、タオが受け継いでいくであろうラストシーンが好き。

名作だと思う。
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