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コナン・ザ・グレートのdaiyuukiのレビュー・感想・評価

コナン・ザ・グレート(1982年製作の映画)
4.2
有史前のハイボリア時代。コナン少年は刀剣作りの名匠である父から、「鉄の謎を解明し、鉄の道を究めよ」と諭される。
ある日、コナンの住む集落を騎馬隊が襲撃し、その首領タルサ・ドゥーム(ジェームズ・アール・ジョーンズ)に父も母(ナディスカ)も虐殺された。
コナンの目にタルサの持つ2匹の蛇がからまった楯がやきついた。捕われの身となった子供たちは、製粉工場へ送られ、車輪を押す労働に酷使された。
1人また1人と死亡し、15年後に残ったのはコナン(アーノルド・シュワルツェネッガー)だけだった。
たくましい肉体を持つ不屈の男に成長したコナンは、闘技士として買われてゆき、多くの闘技士の相手をして技を磨いていく。
ある日、自由の身となったコナンは荒野をさすらい、狼魔女にあやうくやられそうになる。
その後、モンゴール人のサボタイ(ゲリー・ロペス)と知りあい、タルサがいるというザモラの国へ行く。
そこの蛇の塔に大蛇の目という宝石があることを聞き、2人は塔にしのび込む。
先に入り込もうとしていた女盗賊ヴァレリア(サンダール・バーグマン)と一緒に宝石奪取に成功、彼女とコナンは一夜をともにする。
だが、3人はザモラの王オズリック(マックス・フォン・シドー)の前にひき出され、タルサのもとに駆け落ちした娘のヤシミナ姫を連れ戻してくれと頼まれた。
コナンはまたタルサを探す旅に出て、途中で魔法使い(マコ)に会う。
タルサの城にしのび込むがみつかり、砂漠の木にしばりつけられる。
サボタイが彼を救い出し、魔法使いの呪文とヴァレリアの愛でコナンは回復。
コナン、サボタイ、ヴアレリアはタルサの城からヤシミナを救出。
しかし、タルサの放ったまむしの矢でヴァレリアは絶命した。
ついにコナンはタルサと対決して、タルサの首を切り落とす。すべてが終り、コナンは新しい冒険を求めて、また旅立つ。
ロバート・E・ハワードの「蛮勇コナン」を映画化。
アーノルド・シュワルツェネッガーが、コナンを鍛え上げた肉体と飢えた狼に体じゅうを噛まれ生傷だらけになるのも厭わない熱演で演じ切り、当時ボディビルダー上がりとしか見られていなかったシュワルツェネッガーが肉体派俳優として認められるきっかけになったアドベンチャーアクション映画。
シュワルツェネッガー演じるコナンが、鍛え上げた肉体で剣や斧で敵を薙ぎ倒し切り倒すアクションは、豪快そのもの。
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