きゅうげん

コブラのきゅうげんのレビュー・感想・評価

コブラ(1986年製作の映画)
3.4
ずっと寺沢先生の『コブラ』のパクリだと思ってました……。スタローン版『ダーティ・ハリー』なんすね。

名言(迷言)しか吐かないコブレッティ(スタローン)と、文字通り“スーパー”モデルなヌードセン(ニールセン)による、夫婦漫才アクション映画の先駆け的作品。
冗談みたいなカーチェイスに、アクロバットなやられ役、鳴りつづけるBGMやさわやかなバイクのオチ。1986年ですね〜。
カルト教団(?)何やってるか分からないし、捜査班側も何やってるか分からないし、なんかめっちゃペプシ映るし。いろんな意味で大味で時代を感じます。

しかしこの時のスタローン、ブリジット・ニールセンにゾッコンで、芽の出ない貧乏時代から苦楽をともにした奥さんと別れたんですよね。
しかもニールセンはトニー・スコットと浮気して、スタローンを数年で振り……。
ハリウッドの色恋沙汰は恐ろしいですね。