Melko

ブルーサンダーのMelkoのレビュー・感想・評価

ブルーサンダー(1983年製作の映画)
3.5
「新型機の名前は?」
「”スペシャル”だが、愛称もある。誰かがつけた、”ブルーサンダー”だ」

「10人のうち1人は許容範囲だ」
「都合がいいな」

ロス五輪でのテロ対策や警備強化に向け、500万ドルをかけて作られた超攻撃型ヘリ、ブルーサンダー。ベトナム帰還兵でロス市警航空隊のマーフィーは、ブルーサンダーのテストパイロットに選ばれる。コンビを組んだ若手ライマングッドとのテスト飛行中に遭遇した出来事により、彼は命を狙われることに…

う、う〜〜ん。
これも長いこと📎してて、結構期待しながら見たんだけど……個人的には、もっと面白くなる気がしたけどなぁ。
超アッサリ塩味な、クライムヘリ🚁アクション!

どこをどう見てあの機体が「ブルーサンダー」になるのかよく分からない、、かろうじて濃い紺色に…見える…?ゴツめの機体がサンダー感出てるってことなのかな。
ありそうでなかった気がする、ヘリコプターが主役のアクション映画。

メインとなるヘリアクション、サスペンス、薄味の恋愛、友情 を織り交ぜた結果、ヘリアクション7割: その他3割
で、なんかストーリーがあんまり入ってこなかった笑
The悪役のライバルパイロットが、死亡事故レベルの嫌がらせや追撃をしてきたりやたらネチネチしてて、そんなソース顔の悪役とあっさり醤油顔の主役の、ラストの骨太一騎打ちしか印象に残らなかったとゆうか…
3回出てきた”Catch you later😉👉”
どこかで使え…使えないか。

普段の奇行ぶりから味方ほぼゼロの主人公、あまりにも詰んでる状況に、一応手に汗握るものの。。
覗きにヘリを使うんじゃないよ笑
バチが当たったんですな、お二人さん、、この気の抜ける場面がやたら長くてねぇ。摘んでもう少しやりようがあったように思えてならない…
独特のゆるふわ感、ダークスターの人が監督なのか〜。納得。

ただ、7割要素のヘリアクションはとにかく凄い!
現代なら安易に夜のシーンで一騎打ち、派手に爆破するんだろうなぁ、CGで。
40年前の作品ですもの、実写の迫力、そして昼間から夕方にかけて超明るい中での戦闘機vs装甲ヘリの対決!
猛スピードで縫うように飛ぶシーンもいいけど、地獄の黙示録的に超至近距離からヌッとヘリが出てくるところは笑えた。笑
迫力ヤバし。
ラストはまさかの!アレだよ!トップガンにも出てくるあの回転だよ!すげぇ!

終わり方が未練がましくなくて良い◎
スパッとね!
あとエンドロールのキラキラBGM。80年代の映画のこうゆう要素は好きだわ〜
Melko

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