菅藤浩三

マジンガーZ対暗黒大将軍の菅藤浩三のレビュー・感想・評価

マジンガーZ対暗黒大将軍(1974年製作の映画)
5.0
兜甲児(マジンガーZ)・弓さやか(ダイナアンA)・ボスボロットを操るボス、並の作品でないのは、暗黒大将軍あやつる多数の機械獣をこえた戦闘獣にマジンガーZですらどうにか善戦するもかなわないくらいやられまくること、そのやられっぷりが当時の子供の悲鳴がうかぶくらい徹底してる。溶かされる翼ジェットスクランダーそしてブレストファイヤー、かみ砕かれるロケットパンチ、あらゆる武器を駆使してもどうにも勝てそうにないロボットはひどいひどい傷だらけ、そんなラスト数分で現れる救世主が剣鉄也が操縦する、圧倒的に強いグレートマジンガー、しかも素性は何者か全く正体がわからないで終わる。最後まで息抜けない素晴らしい作品でした。戦闘獣の丹念な動きの表現も素晴らしいし、兜と弓がゴーゴー踊ってるのも当時の風俗をしのばせる
菅藤浩三

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