Melko

ドラえもん のび太の南海大冒険のMelkoのレビュー・感想・評価

3.4
これも同じく、劇場鑑賞ぶりに鑑賞。
何故か主題歌を歌ってる吉川ひなのを除けば、各キャラもゲスト声優も、みんなとてもいい仕事してる。体で演じるのと声だけで演じるのは全然違うと言うけれど、どのキャラもとても聞きやすいし、演技が自然ですごい。
あと、今やすっかりベテランな
プロ声優勢がまだこの頃若手なのか、モブで出てた!

テーマが海賊というだけでテンション上がるよなー。
キャプテンキッドの船と海賊船が衝突するところなんて、パイレーツオブカリビアンにもでてくる、あの感じ。
キッドの顔がアップになるところなんて、セル画映画なのになんだこの迫力は…!と息を飲む。

今回はそれぞれに見せ場がある。
四次元ポケット無くしたドラえもん
海賊戦で真っ先に狙われるしずかちゃん
日頃のラジコン操作の腕前が試されるスネ夫
仲間とはぐれ一人、宝島にたどり着くのび太
そして、のび太を助けられず罪悪感に苛まれるジャイアン

当時劇場で見た時、海に落ちたのび太の手を一旦掴んだのに力尽きて離してしまったジャイアンの顔が引いていくところ、すごい怖かったなあ。
まるで自分が海に落ちたような臨場感。
「え〜〜、どうなるの…?」て子供ながらに不安になった記憶。
ドラえもんがフェイクでお腹に描いた四次元ポケットに、必死ですがるジャイアン。いま見るとすごい切ない。すごい悪ガキなんだけどさ、、ほんと、仲間思いのいい奴なんだよね。。
待ってました!の「まかされよ」も聞けて満足!

トモス島でのジャックとのび太の交流は、まさに言葉の壁を超えた友情そのもの。
言葉が通じなくても、人は人と仲良くなれることを教えてくれる。
てかジャックの声、マッハ文朱って人だったのか…!若い声優さんなのかと思ってたら…なんかすごい演技力…!
ベティの声も早見優で、翻訳コンニャク使うまでの英語セリフも違和感なく聞ける。

ジャイアン、そのマイクはどこに持ってたの…?!
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