不朽の名作として名高い本作、夜遅いから2回に分けて観ようなんて思っていたら完全に持っていかれて夜更かしになってしまった。最後まで緊張が途切れないミリタリーアクションものだった。ヘリコプターで東京の通信網が破壊されるシーンが、かっこいいけど地味に怖い。これ、やろうとしたらやれちゃうんだろうなというリアリティがある。パト1と同じくおじさんがだらだらしゃべるのだが、おしゃべりおじさんを竹中直人が演じており、わりと飽きずに聞けた。
でもぜんぜんパトレイバーじゃなくてよくないこれ?という疑問は残ったので半日くらいぼやぼや考えていたのだが、おなじみのみなさんが動くことで、手間をかけずに観客に感情移入させるにはいいのかもしれない。特車二課は愛されてるから(余談だが、後藤ファンは本当は後藤さんみたいな上司が欲しいんじゃなくて後藤さんになりたいんだという説を聞いてギャッとなった。なれるわけないだろう。いたたまれない)。
南雲さんの髪を縛る位置が低くて、生活疲れ感がでちゃってるのはずっと変わらない。あれだけはうっすら不満。