ひのらんげ

時をかける少女のひのらんげのレビュー・感想・評価

時をかける少女(2006年製作の映画)
3.0
走れ、走れ少女。まだ間に合うはず。

ひょんなことから自分がタイムリープできるようになったことに気づいた高校生の「真琴」。はじめは妹に食べられてしまったプリンを取り返す程度の目的で時間をさかのぼってちょっと前の過去に行く。そのうちに嫌なことがあればすぐに巻き戻し。気に入らないことがあれば巻き戻し。
いたずらに時をさかのぼり、思うままの夏を楽しんでいた。
真面目でシリアスな話が苦手で、そんな場面になればすぐにタイムリープで過去に逃げ戻ってしまう日々。これを繰り返し、徐々に未来が変わってしまい、そのままとんでもないことに、、

ラストに向けて意外な展開を見せる、青春夏ストーリー。

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あれ、男の子と女の子がなかなか入れ替わらないな、と思っていたら違う映画でした。勘違い。
いきなりタイムリープしてびっくり、そりゃそうだ、タイトルを再確認。笑。

タイムリープを繰り返し、経験を積んで、できることや知識が増えても結局択一的に自分の意思はその時に決めなければならない。

残りわずかとなったタイムリープの回数。これをどうやって使うのか。誰のために使うのか。


切ない夏に、走れ、少女。
ひのらんげ

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