このレビューはネタバレを含みます
自分がバレエ好きだから、ずっと見たいと思って気になっていた映画!
家族の描き方とか学校に入学するという流れとか「コーダ」に似ているなぁと思った。ビリーを理解してくれるレッスンの先生、家族がちゃんと子供のことを考えて行動してくれるシーンにグッときた。
LGBTにも触れている部分があって、今でこそそういった作品は多くあるけれど、こんな20年以上も前の作品で、男らしさ女らしさやアイデンティティについて描かれるというのは稀だったのでは。
バレエ好きからすると、舞台やレッスンで有名なバリエーションを踊ってくれるシーンがほとんどないのでちょっと物足りなさは感じる。まぁでも炭鉱や組合の話も入ってくるので2時間でまとめようと思うと仕方ないのかな?クラシックは少なめだけどイギリスのバンドの音楽もそれはそれで合っていたので、2時間あっという間に楽しく見れた。