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血と砂のpeplumのレビュー・感想・評価

血と砂(1965年製作の映画)
4.0
三船敏郎、佐藤允、仲代達矢という岡本作品の主演クラスが揃っている戦争ドラマ。
北支戦線のこと好きすぎんか?でもめちゃくちゃ抜け感のある戦場で撮ってて楽しそうだなと思った。爆発も盛りだくさん。
若い音楽隊が戦争に駆り出されるというのはモロに岡本喜八のよく語るテーマとあってるなと思ったし、前線のヒーロー=三船敏郎がめちゃくちゃかっこいいのも納得感ある。馬の手綱さばきがかっこいい。
『特攻大作戦』を日本でやるとしたらこんな感じかなと思った。
カット変わりの面白さがあって見やすい。

その日八月十五日、の切れ味。
ラストお春さんが「どうして死んじまったんだい」と呟くのは監督の熱い気持ちの代弁だなと思った。
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