血と砂の作品情報・感想・評価・動画配信

『血と砂』に投稿された感想・評価

岡本喜八監督『血と砂』(1965)

戦争に抗いながら共振し、没してゆく人間讃歌のハーモニー

少年兵軍楽隊のそれぞれの生々しさ、
欲望・夢・野望・希望、この辺りがいっしょくたになった表情、そしてそ…

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重要拠点奪還に弱小部隊を送り込む?
あまり好きじゃないタッチのコミカルなシーン
それゆえそうはならんやろの戦闘
大音量で繰り返され耳障りにもなりうるほどの「聖者の行進」

…と不満を抱きながらも役者…

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yoshi

yoshiの感想・評価

4.0
ラストの玉砕の場面、凄すぎた。
戦争ではなく音楽で生きたかった軍人たち。
独立愚連隊と比べるとメッセージ強め。
ume0214

ume0214の感想・評価

3.2

U-NEXTで視聴。モノクロ
岡本喜八監督、三船敏郎主演
音楽・コメディ・戦争映画

昭和20年中国、小杉軍曹は上官を殴った罪でこの地に飛ばされてきた。
銃を持った事もない音楽隊を率いて砦の奪還・死…

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三船敏郎に尽きる。彼がいるだけで130分間退屈せずに観ることが出来た。本当に素晴らしい俳優。それから団令子。美しくて健気な慰安婦役を大熱演。惚れ惚れした。仲代達矢も良い。伊藤雄之助は大好きなんだけど…

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これほど音に拘った作りでありながらタイトルに一切の反映が無いのは何事だと見進めていたら末尾で全て納得した。どれだけ誇りや敬意を持ち、精神性が純朴であろうとも戦場には"血と砂"それしか残らないのだ。劇…

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コメディっぽいところが多いわりに命の尊さや儚さを感じられる 慰安婦問題的にはとやかく言う人もいそうだけど、きっとなかにはお春さんみたいな人も実際にいたかもしれない
GT

GTの感想・評価

5.0

このレビューはネタバレを含みます

 戦争×音楽という異色の組み合わせ。音楽隊の少年たちが見る、地獄の戦争。
 冒頭、戦場で楽器を吹き鳴らしながら兵士たちが陽気に行進するというシュールな映像でスタート。オープニングの「聖者の行進」は(…

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T

Tの感想・評価

-

岡本喜八監督、音楽学生達の元気な行進曲によるユーモアを交えながらも戦争の愚かさ・虚しさを伝える反戦映画。体育会系丸出しの生粋の日本軍人=三船敏郎、冷酷な職業軍人…と見せかけて実は熱い物を持ってる仲代…

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このレビューはネタバレを含みます

【♪お春さん、オ・ハ・ル・サ・ン】

監督:岡本喜八(1965年・日本・131分・モノクロ・日本語字幕あり)
原作:伊藤桂一『悲しき戦記』

『血と砂』というタイトルからイメージしていたのとはずいぶ…

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