血と砂の作品情報・感想・評価・動画配信

「血と砂」に投稿された感想・評価

orangeloop

orangeloopの感想・評価

4.4
戦争って何だっていうぐらい若い兵士たち
中国 北支戦線
日本陸軍は中国国民革命軍第八路軍の激戦地へ赴く
13人の軍楽隊の日本兵の前に現れた小杉曹長

岡本喜八だけあって独特な戦争映画でしたが
日本兵13人が皆な明るくておもしろくて良い!
最高でした!
涙なしには見れないラスト 超感動する!

佐久間大佐と小杉曹長はぶつかってますが
(仲代達矢×三船敏郎)
どちらも上官として男らしい
「戦争は汚いものだ‼」ということを教えてます

戦争に音楽なんていらないと言われていたけれど
最期まで楽器を鳴らす兵士たちが心に生きている!
なんか、こう胸に響くんです 魂がこもってる感じです
実話からの脚本だそうです

「ゼロ・ファイター大空戦」森谷司郎監督にも出てました
板さんの佐藤允あっちでもこっちでもちょっと切れ役
出刃包丁が似合ってます
大木茂

大木茂の感想・評価

3.2
三船敏郎の軍曹役も良いね

慰安婦、少年兵、童貞、ジャズ、戦争
今じゃ外交問題に発展するテーマだよな
地と砂悲しい話ではあるんだけど
爆薬や弾幕が迫力ある

楽器のハモが少なくなっていくのは切ないけどいい演出だな

殺して殺されての巨大なすれ違いが哀しい
ひゃら

ひゃらの感想・評価

5.0
ストーリーだけじゃなく演出や粋なキャラクターとユーモア、映画というものの素晴らしさに感動した 人生ベスト、出会えて良かった…

ラストシーンの余韻で観た後しばらく呆然としてしまった
物語は戦争映画とは思えないほど明るく軽快なジャズで幕を開ける。
女の肌を見て色んな意味で立てなくなってしまう少年兵を見て三船が「みんな若いんだな!…みんな若いんだな!!!!!」と繰り返す。
はじめはなんで2回繰り返したのか分からなかったけど、途中で気づいた。女を知らない程に若い男の子たちが戦争に駆り出されるその異常さ、恐ろしさをこんな序盤から明確に描いている。これはすごい映画。

「つまりその…童貞だ」
この台詞はコミカルに描かれてるから微笑ましくもあるけど物悲しくもある。
女を知らないまま死んだ友人を思って涙する少年兵のシーンは切なかった。

音楽があって、セックスがあって、笑いがあって、生きることそのものを描きながらも戦争という死そのものを最後の最後に知らしめる構成が素晴らしすぎる…
ラストは壮絶かつ無常。あまりにも無常。


そしてとにかくこの映画、三船がたまらなくカッコイイ。惚れた。
方眼

方眼の感想・評価

4.2
三船敏郎、仲代達也が出ている戦争活劇。中国戦線の前線の話。セットはどこに作ったんだろう。しっかり出来てリアリティがあるし、人も芋虫みたいに出てくる。音楽隊が活躍。
efn

efnの感想・評価

4.2
 コミカルでテンポよく物語を紡ぐ中でも風刺を、逆説を忘れていないのがいい。
 戦場では武器が楽器となる。メロディは軍歌演習にとって変えられ、金管は小銃、大太鼓小太鼓は擲弾といった具合に置換される。リズムも拍子は匍匐、3拍子は手榴弾の信管、4拍子は機関銃といった具合に刻まれる。楽器を演奏する暇だってない。荒野では音を出すだけで八路に狙われ、営内では敵性音楽としてジャズは禁止。しかし、音が消えるわけではない。音色は銃声に置換される。
 対比は愚連隊より深刻になっている。指揮放棄による部隊全滅の疑いをかけられ、末に処刑された見習い士官と彼を処刑後に目の前で部隊を失う大隊長、非戦を口にしながら死の間際で敵を刺殺する男、こんな具合に階級間の対比は因果応報に近い形で現れる。
 有事による音楽のあり方、軍隊機構の矛盾を演出脚本に落とし込んだ名作。
 
作戦に楽器を持って行くのか...
   
2020.10.5
も

もの感想・評価

5.0
戦争にコメディとジャズと童貞を持ち込むセンス凄すぎる!
ラストのトランペットのシーンなんてかっこいいのだろう!
カルビ

カルビの感想・評価

5.0
仲代達矢、戦争映画で必ず生き残ってない?
昔の映画とは思えないぐらい新しい。
コミカル度は好みじゃないが後半の畳み掛け含め良い作品。
今じゃコンプライアンス的に色々問題ありだけど。
最後はブルック…
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