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夜明けのすべてのpeplumのネタバレレビュー・内容・結末

夜明けのすべて(2024年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

朝ドラの2人をまた見れて嬉しーとか思ってたけど2人ともギアが違いすぎてびっくりした。芝居うま…。テレビの芝居と映画の芝居がきちんと分けられてて見てて心地よかった。
2人が互いに理解のある彼くん/彼女ちゃんをやるわけではないのが本当に良かった。男女の友情は成立するか分からないけど、助け合うことはできる。これは確かなんだよな。本当に。
人生を添い遂げました、めでたしめでたしでしたって話も好きなんだが、ではなくてX字状に数瞬交差した時にBe excellent to each other!な関係性を得られたことが嬉しかった。

自分も山添くんとは別の病気でメンタルクリニックいってるんだが、最初の方の問診で言いたいことあるはずなのに上手くいえなくてはい、大丈夫ですってなるのすごい分かる…ってなった(ちなみにノートにメモしていくことでこれは改善された)。

山添くんが大掃除してる時に察知して藤沢さんを誘導するシーンすごく好き。
髪切りに来てくれるのも微笑ましいし、モノローグでまた来てるのもニッコリよ。
家帰る前にお菓子ザーって食うところも好き。

2人とも新海誠に見初められた声してるだけあり、本当に声のシーンが素晴らしかった。
ホリプロ制作なのが意外だった。ジャニーズも東宝も参加してないという。

フィルム撮影のカラーグレーディング、この映画のリズムに寄り添っていてベストでした。
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