このレビューはネタバレを含みます
ラストが気にいら〜ん‼︎
煮え切らない男と思っていたが、いろいろなことを考えて、一応まともな道を進もうと思ったんだ、許してやろうと思っていた。しかし、奥さんが亡くなった後で、エレンも来ることを嫌がってはいないはずなのに、行かないとは。許せん！
そもそも、自分の本当の気持ちを抑えたために、誰も幸せになっていないではないか。いや、そうとも言い切れないか。
時代や国が全く違っても、似たような気持ちを持ちながら、結婚生活、人生を送っている人は、たくさんいるだろう。
夫の立場でも、妻の立場でも。
その人たちの人生が、結婚生活が不幸だなんて言うのは傲慢だ。
いくら好きだったと言っても、毎日毎日何十年も思い続けているわけではない。日常に流され、その中で幸せに暮らしていくものだと思う。
なんだか結婚というものの、普遍的な部分を描いているような気がしてきた。
久しぶりの恋愛大作だった。メロドラマ大作とでもいうのか。
以前は好きだったが、最近あまり好きでなくなってきたような感じがしていたのだが、この作品は恋愛中の気持ちの揺れや心とは裏腹な言動など共感して見れた。やっぱり、今でも好きなんだと思って、ちょっと自分にホッとした。だけど、ラストが…
アメリカの上流社会というのは、今まであまりなじみがなかった。
衣装や調度、ディナー、パーティ、華やかで見ていて楽しかった。
