なんの予備知識もなく見たが良かった。ラストでは泣いてしまったが、ちょうどそこにエピローグの字幕が流れ、涙は引っ込んだ。
彼女のような先駆者の積み重ねで、どの分野にも女性が進出できているのだが、指揮者の世界はまだまだのようだ。
アントニアは強く見ていて気持ちが良かった。全く自分を卑下することもなく堂々としていた。夢に向かってひたすらまっすぐ進む。いい人も悪い人も出てきたが、負けることなく、チャンスをきちんとものにしてきた。
彼女のような人がいてくれたからこそ、どんどん女性の道は切り開かれていったのだと思う。でもまだまだ道半ば。才能ある人が女性というだけでつぶされない社会になりますように。つまりは戦い続けるということ。しんどいなあ。
