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トップガンのgockのレビュー・感想・評価

トップガン(1986年製作の映画)
2.5
他の映画ならアイスマンを主人公にするところを、ドラゴンボールで言うと初期の天津飯や初期のベジータを主人公にした映画という印象。
『トップガン マーヴェリック』観る前に……と初めて観た。
自分の姉が直撃世代って感じで自分も見る機会何度もあったはずだが何故か観る気にならずここまで来た。
父親不在の心の隙間を危険な操縦で解消する戦闘機の天才パイロット、マーヴェリック(トム・クルーズ)が「調子乗ったイキりで仕事も恋も順調→初の挫折→復活」というアメリカ映画や香港映画で基本となる三段階でマーヴェリックを描いた映画。
CMディレクター出身のトニー・スコット監督作なので全て、シズル感ある絵になる俳優、絵になるロケーション、絵になるカット割り……など映画全体がMVのような、全体的に黄土色がかった映画(80、90年代は画面が夕陽などでやたら黄土色なのが流行った)。
全体的に米軍白人+ハリウッド…という上級陽キャ白人天国映画という側面もあってか、110分くらいの本作を観終えるのに酒飲みながら11時間かかった。別に嫌いじゃなく良いとこもあるがドッグファイトのカット割り多すぎるし凄く目が滑る映画だった。
だがマーヴェリックのファッションなど単純にカッコいいので「何で俺は、この亀仙人の家みたいな白い木の家に住んでなくてバイク乗ってなくて家の前に高いヤシの木みたいなのが植えられてないんだろう?」という気分になった。現代人が現代の目で観ると少しキツい。やはり80年代の子供時代に観ておきたかった、それなら良い思い出になってただろう。
とにかく、これでやっとマーヴェリック観れるわ

ブログに感想書きました
https://gock221b.hatenablog.com/entry/2022/06/05/003823
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