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アクアマン/失われた王国のgockのレビュー・感想・評価

アクアマン/失われた王国(2023年製作の映画)
3.0
DCEU11年の歴史の完結作
何撮ってもヒットさせられなかった事がない常勝ジェームズ・ワン監督を持ってしても、この敗戦処理ムードの作品はコケてひっそり終わった
DCEU打ち切りは置いといて内容自体はそこそこ面白い
前作の縮小再生産的な側面はあるし、前作で物語を全て語り終えてやる事がなくて前作と同じことやるだけの主人公アクアマン(ジェイソン・モモア)、前作の中ボスだったブラックマンタがラスボス……など盛り上がりにかける面はあるが、前作のラスボスだったアーサーの弟オームが、前作で言う妻のメラのようにもう一人の主人公としてアーサーと共闘する
そんな感じでオームを観ると楽しい(演じてるのはジェームズ・ワンの分身と言えるワン常連俳優パトリック・ウィルソン)
前作同様にママのアトランナ(ニコール・キッドマン)や妻のメラ(ジョニー・デップと泥沼の裁判したりデップのベッドに人糞を設置した事でおなじみになってしまったアンバー・ハード)という2人のアトランティス女性キャラたちが大暴れするのも前作同様によかったです。あとマンタのタコロボットも楽しかったです
そういう感じで内容自体は、新しい要素とかはないけどワンらしく普通に楽しめるちょっとした楽しい映画って感じでした

最後の最後のオームのシーンはジェームズ・ワン監督による、不誠実な態度で作品や原作者や制作者や出演者を弄び続けたワーナー上層部へのメッセージ🖕だと捉えて感動しました
さようならDCEU。消えろ!忌まわしい記憶とともに

ブログに感想書きました
https://gock221b.hatenablog.com/entry/2024/05/23/004123
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