このレビューはネタバレを含みます
トムクルーズ演じるいけすかない陽キャが、訓練合宿に参加した末、戦闘機を3、4機ばかり撃墜して大団円を迎える、意外と地味で地に足着いた飛行機アクション映画
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この界隈では金字塔的な映画なので、ド派手なアクション満載かと思いきや、意外とネチネチした人間関係描いてるうちに映画のほとんどが終わる
良くも悪くもド派手映画ではなく、戦闘動機もしっかり描き、人間関係に重きを置いた映画だ
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その割には、若きトムクルーズ演じる暴れん坊(あくまで相対的に)マーヴェリックが、浅はかなプレイボーイみや友情を推してくるので、基本的に人間関係の動機が非常に浅はかで面白味のないものに終始しているのが物足りなかった
良かったのはグースがジェット後流によるエンジントラブルで死ぬあたりくらいで(ここもお決まり展開ではあるのだが)、正直女教官との関係性とかはもういっぱいいっぱいであった
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ただ、最初とラストのドックファイトシーンは圧巻である
正直そことバイク乗り回すトムクルーズのシーンだけ観るためにある映画な気もする