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トップガンのkenのネタバレレビュー・内容・結末

トップガン(1986年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

トップガンマーヴェリックに劣らぬ感動をくれた。これぞ映画。アクションとドラマ。人生の中の栄光、自信、友情、挫折、成長、克服、恋愛のいろんな要素が綺麗に濃縮されている。
まずパイロットとその周りのスタッフカッコ良すぎるわ。冒頭の離陸のシーンと同時に「danger zone」かかって、パイロットと甲板の押し出し員?がハンドサインで行ってこいよって言ってるのから痺れた。3.2.1→指横カッコ良すぎる。マーヴェリックに比べてトップガンの他の生徒の描き方抑えめだったけど、それでも華あるし、何よりアイスマンがカッコ良すぎた。若きアイスマンの人柄を見れて良かった、心の底ですごいもの同士リスペクトを感じてジーンと来た。親友死んだ後の口下手なりの気遣いの言葉にマーヴェリックも感じるものはあっただろうな。あのいつでもクールな感じが憎たらしい(褒め言葉)

若きトムクルーズかっこよすぎ。チャラすぎず、ブレない自信あって、プライドも高くて。あれはみんな惚れるわ。教官にガツガツ行くんだけど、最後はがっつかないでえっ?させるのが悪い笑
教官が徐々に上司から女になってく表情のグラディえーション好き。「立場を理解して」

親友役、トップガンマーヴェリックの息子役に似すぎん?てか同じ人かなワンチャン。息子とピアノであの曲歌ってるシーン、あー、、ってなった、
死んじゃったけど奥さんが少しはあるだろう怒りを飲み込んでマーヴェリックを慰めたシーン心に来ただろうな。

完全に自信を失ったところに響いたのは恋人よりもヴァイパーだな。亡くなったお父さんの代わりの役割してた。しんどい時にありきたりじゃない客観的で芯にくる欲しい言葉くれて泣きそうになったな。「俺は慰めるのが得意じゃない。飛んだら命をかける。それがパイロットだ。起こったことを評価し、学んだことを次に当てはめる。空の上で全力を尽くす。これが我々の仕事だ。」事故直後もパイロットの定めを理解してるからこそ飛ばせてあげるし、長い目でマーヴェリックを見てくれてた数少ない理解者。このおっちゃんとアイスマン推し。

窮地からのドッグファイトは2作目もだけどアドレナリンガンガン。ロックオンされた時のピピピピピーって生死の狭間の音が脳に残る。自信喪失の中だったけど、親友の形見を握ってすぐ空の人へと戻る。父譲りだなって感じた。「俺はアイスマンを守る」が今回一番泣きかけた。上官から父の死が実は味方3機を救ったためって聞いて考えが変わったんだろうな。

敵を撃退してからの甲板での歓喜のシーンは自分もその場にいるかのように心踊る。素直に喜びあわないでどっちが護衛につくかニヤニヤしながらやり合ってるマーヴェリックとアイスマンすき。
2作目よりもストーリーは王道シンプルだけどそれでも有無をいわせず色褪せない映画としてのカッコ良さがある。この先の人生で何回でも見たいな。

最後の「mighty wings」って曲もこの映画に合っててかっこいい。
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