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春夏秋冬そして春のpersimmon1aのレビュー・感想・評価

春夏秋冬そして春(2003年製作の映画)
3.5
四季の変化に人間の人生を当てはめ、それぞれのライフステージである種の悟りを提示するかのような作品。

そうなると、四季のはっきりとある国でないと成り立たない脚本。例えばシンガポールでこの作品が生まれうるかというとそれは考えにくく、宗教的要素と合わせて、この点においても、日本人にも分かりやすい展開ではあると思う。前半、和尚が言ってた「手に入れたものは、いつかは必ず失う」というセリフがヨガスートラ的にも通ずるものがあり、ドキっとした。

池の船着場?とお寺の建物内にある本来の扉の用途からは離れた非実用的な扉は、最初、ん?と思ったけど、俗世との境目と捉えればなるほどといった感あり。でも猫のしっぽの使い方はよくわからないww

最後はギドク御自ら身体はったシーンが多いパートにご出演!

不時着の耳野郎は若い頃あんなに美形だったんですね…
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