とか26

魔法使いの弟子のとか26のネタバレレビュー・内容・結末

魔法使いの弟子(2010年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます


❷2022/05/03

物語を構成してるパーツたちが、
かなり【ダークタワー】っぽくて
好きな作りでした。
オッサンと青年とか、
チカラの勉強とか、
その他色々とたくさん。

この映画のニコラスケイジは
髪型とか服装とか、
ビジュアルが珍しくカッコ良かった。
【ナルト】の自来也ばりに
「ワシの前ではずっとその姿でいろ」って感じ。

第一印象として
ホルヴァートとバルタザール、
名前と見た目が逆すぎるやろと思った。
名前がバルタザールのやつで
善人なキャラ、はじめてお会いしました。
でその、ホルヴァートの役者さん、
んー…どっかで観たことあるなぁ…と思ってたら
ドクターオクトパスでした。
顔にインパクトあるのに全然気づかなかった。
俳優、スゴい。

魔術描写もユーモアに富んでて最高。
これまた【ナルト】の
千鳥みたいにバチバチしてるプラズマボルトや、
体じゅうが水でプワーンってなるのとか、
鏡の世界に入るクルマとか、
映像として斬新なもの作ってて好きでした。
【ナルト】の第1話みたいな
変身魔法での騙し合いも面白かった。

この主人公、ダサい感じに作られてるけど
いや彼氏として超カッコいい。
研究所でのカミナリデートとか、
駅でチンピラに取られたもの取り返すのとか、
あんなヤバそうな秘密抱えてる男、惚れるわ…。

【ヒーローアカデミア】でいうところの
デクとオールマイト、
死柄木とオールフォーワンみたいな
弟子と師匠の関係も好き。
ファンタジアの実写が観れるのも大きい。

ラストバトルで
動きのある魔法合戦さえ見してくれれば
全体的にかなりいい感じだったので、
最後の呆気なさだけが惜しかったなー。

ありがとうございました。
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