おじぎ

月に囚われた男のおじぎのネタバレレビュー・内容・結末

月に囚われた男(2009年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

昔BSの衛星洋画劇場で観た記憶があり、先日アーガイルを映画館で観てサムロックウェル出演作品を見返したくなり再視聴。

冷静に3年間月の探査機の中で独りで仕事するの気が狂うな…
基本サムロックウェルの一人芝居なのだけど、表情の一つ一つが繊細で、不思議と主人公に感情移入しちゃう…。ここまで没入感があったのは、映画自体の設定よりもサムロックウェルの演技力の賜物のような気がする。

旧型主人公と新型主人公の対比もすごく面白くて、旧型は3年間探査機の中にいるので色白で(単に具合が悪いからかも)、内向的で(趣味が植物の世話、木彫りとか…)、新型は割と負けん気が強く野心が強い感じ。
同じ性格のはずなのに環境が違うだけで性格にも影響を与えるんだなあと。そりゃあ3年間ずっと独りで過ごしたらそうなるわな。
あと、パートナーのロボット思慮深すぎ。。良いやつすぎである。
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