このレビューはネタバレを含みます
思い返せば、主要キャストはわずか3人。終始登場するのは主演1人、小劇場でもアレンジすれば上演出来そうなシナリオですが、そこが面白い。
クローン云々は早々に思い当たりますが、そこに3年×人数=時間経過という数式は、単純ですが残酷で、とても良いアイデアだと感じました。
ルナ産業のクローニングについて、いままで明るみに出なかったという設定には無理がある(どうやってクルーの輸送をした証拠を出してたのかなど)けれど、こういうSFでしか作れないお話は好きです。
小劇団でやれば面白いのになあ(舞台メイクでどうにかなりそう)。