KH

着信アリのKHのネタバレレビュー・内容・結末

着信アリ(2004年製作の映画)
2.4

このレビューはネタバレを含みます

完全なる自業自得幽霊

簡単なストーリーとしては、自分自身の電話番号から電話がかかってきて、それに出ると自分が死ぬときの音声が流れる。リングの呪いのビデオを携帯に置き換えてオマージュしたようなものとなっている。

うん、怖くはないというか柴咲コウの演技がこちらを笑わせに来てるのかと思う感じの演技で途中までは我慢してたんですが、最後の最後の柴咲コウの電話に呪いの電話がかかってきたときの「嫌だー」ってのには吹き出してしまいました。
というかこの映画の幽霊、かなり理不尽じゃないっすか?自分自身で妹に暴力ふるって病院に連れていくって、、サイコパスかな?このまま大人になってもサイコパスになって事件を起こすかもしれんし、幽霊になっても関係ない人を殺しまくるし質の悪さなら今まで見たホラー映画の中で3本の指に入りますよこれは。(三池監督のホラー映画「オーディション」はおすすめです)
監督が三池だからいつもの作りたくないけど金もらったから作った感がして、特にラストのぶん投げっぷりはそれを顕著に表してました。

まぁ怖くない怖くないって言っていますが1つだけ怖かったシーンがあります。それはOPです。
企画・原作 秋元康
先日のAKBのCD総売り上げが浜崎あゆみを抜いたというニュースを見たからかもしれませんがおニャン子からいまだにこの方に騙され続けている現代人に恐怖を感じました。

最後にミスチル桜井さんの名言を書いておきます。
「CDの売上ランキング上位を占めるアイドルはブロマイドの代わりにCDを売っただけの話で音楽界の話ではない」
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