あんちゃんどらちゃん

花いちもんめのあんちゃんどらちゃんのレビュー・感想・評価

花いちもんめ(1985年製作の映画)
4.0
過去鑑賞。認知症映画の秀作。あの当時は認知症という呼び方はなく、「ボケ」とか「痴呆」とか言われていた。どっちにしてもおんなじかな?
何度もそのシーンを思い出すのは、とてつもなく衝撃的だったため。
キッチンドリンカーの嫁(十朱幸代)、帰り道がわからなくなる舅(千秋実)結婚式場で小便を漏らす夫にビールを倒す機転の妻(加藤治子)…はとうとう嫉妬とストレスで入院。通帳を嫁に預け、「キスしてほしい」と頼む舅。さりげなく受け入れる嫁。様々な人間模様が集約されている映画だった。