韓国と中国の合作映画。
高麗の使節団が明に行ったが、捕まって僻地に送られる。
砂漠の中を逃げる途中で明の姫を助けてその姫を使って明に取り入ろうと一緒に連れて行く。
だがその姫がチャン・ツィィの印象が悪くなるほどのわがまま言い放題で腹立たしい。
使節団の中での対立も起きつつ、姫を奪おうと元のグループもやってきて結局元との戦いになる。
資料を元にしたフィクションで、多くを語らない武将同士の人間模様を描いているが、ラストになるまでは感情移入しにくい。
ラストでまとめてできた感じがする。
スケールも大きく戦いのシーンは大迫力のアクションが繰り広げられる。
馬が心配だったがエンドロールで大丈夫と知り安堵した。
途中、カメラワークが黒澤明っぽいように感じた。
終わりの音楽も良し。
タイトル通りの「武士」の物語である。