自分は今まで障害のある人に接してきたことがないけれど、接することになったらきっと心配や同情から相手の行動に勝手に枠を作り、気を遣って接してしまうのではないかと思う。
だから「彼は私に同情していない」というフィリップのセリフにハッとした。
ドリスと出会えたことでフィリップはやっと自由になれたのだろうな。
フィリップが楽しそうに笑っているのを見るとこちらまで嬉しくなった。
障害者・友情というテーマにもかかわらずコメディ要素があってそこまで泣かせにきてる作品ではないけれど、最後のドリスの笑顔が本当に本当に優しくてその瞬間ぼろぼろと泣いた。
ダンスシーンもとても良かったなぁ。
ドリス役のオマール・シーのファンになってしまったので他の作品も観ようと思う。
