my映画館2008#82> 巨匠スピルバーグ期待の若手有望株俳優シャイア・ラブーフを使っての、"ダイ・ハード4.5"って感じの余韻でしたね・・・
予告編よろしく、見えない敵に巧みにコントロールされて、突き動かされる見知らぬ二人の行方知れずの逃走劇・・・かなり見応えありましたね。
しかし、タイトルの正体が分かり始める後半は、この手のタイプの数々の過去作の既視感があり、思った程にテンションは上がらず。
そんなラストももったいなく・・・監視社会やテクノロジーの在り方への警鐘も何だかどっち付かずになり、鑑賞後にビビることなく、携帯電話をパカッとオープンしちまいましたとさ。
うーむ、構想10年の作品らしいですが、後5年早かったら、傑作になり得たかも。
なお、キャストでは、売り出し中のシャイア・ラブーフが、『トランスフォーマー』同様にキレのある姿を披露。
対するミシェル・モナハンもなかなかの存在感を見せ・・・ビリー・ボブ・ソーントンにロザリオ・ドーソンらの助演陣にニヤリ。