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ナイン・ソウルズのsのネタバレレビュー・内容・結末

ナイン・ソウルズ(2003年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

半年前に途中まで観てなんか違うなと思って観るのをやめていたのを(マメ山田がトラック降りたあたり)なぜか今日思い立ってまた続きから観始めた。後半かなり面白い。原田芳雄が無言でクラクションを鳴らし続け、その力強いメッセージに応えるようにして部屋の鍵を開ける松田龍平の手のアップショット。しかも、東京タワーが見える冒頭のあの引きこもりの部屋と同じ視点で。息子殺しと父親殺しが過去の過ちを繰り返さずもう一度やり直そうとする姿に泣けてしまった。この映画は絶対に日本でしか作れないし、こんな今の時代となってはもう二度と作れない作品だと思う。日本のロードムービーはこうあるべき。青い春より好きだ。
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