1794 フランス共和国
自由の名の下に…
コンコルド広場の公開処刑
断頭台のダントン
簡単に多くの人命を屠る[恐怖政治]
かつての同志ロベスピエールとの対立
掲げられた象徴
トリコロール[青(自由)・白(平等)・赤(博愛)]の真意はどこにあるのか?
ゆっくりと静かに落ちるギロチンの刃
首筋が冷たく感じるほどのリアル
民衆に支持されながらも、強行に処刑された革命家ダントン
その3ヶ月後、独裁者ロベスピエール自身も処刑され恐怖政治は終わるが、映画では描かれない
真の自由とは?
凍りつくような恐ろしさと異様な迫力を持って映画は我々に問う
ナポレオンの台頭はそこから更に数年後
時代は[革命]から[進撃]へ…
どんな崇高な理念があろうと、暴力で行使する限りそれは蛮族の所業でしかない
(余談)
ちなみに断頭台(ギロチン)による処刑は1970年まで実用執行されていたとの事