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劇場版 ツバサ・クロニクル(年代記) 鳥カゴの国の姫君のerikaのレビュー・感想・評価

3.0
漫画『ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE-(ツバサ・クロニクル)』の劇場版。35分短い〜。こんな長さじゃツバサ・クロニクルの魅力は伝わらないよ💦『劇場版xxxHOLiC 真夏ノ夜ノ夢』との同時上映だから仕方ないんだけどねー💧原作と同じく一部クロスオーバーになっているのは良きです。

【あらすじ】
記憶の羽を探す一行が次に訪れたのは「鳥かごの国」。そこはかつては人々が鳥をパートナーとして暮らす平和な国だった。だが、今では不思議な羽根の力で国民を支配する国王が圧制を振るい、逆らう者たちは鳥を取り上げられ、苦しい生活を強いられていた。

ツバサ・クロニクル懐かしいなー。完結まで読めていないけど当時はめちゃめちゃ好きだった。この劇場版って原作知らない人にはなんのこっちゃな感じそうだけど、上映時は評判とか大丈夫だったんだろうか...。さくら姫?知世姫?カードキャプターさくらでは?とかならないのかなー。まぁ、そもそも原作知ってる人が観に来てるものだろうけど。漫画原作の劇場版にしてはあまりにも説明パートがなくてビックリ。

様々な世界を巡る旅の中で、姿が同じだけど魂が違う人が住人として存在する"多重世界"の設定がツバサ・クロニクルは好きだったんだよね。登場するキャラが他のCLAMP作品からだったりもするのがまた面白い。ちなみに本作のさくらと小狼は玖楼国出身で、『カードキャプターさくら』とは異世界の同一人物。そして、『カードキャプターさくら』と『xxxHOLiC』は同じ世界軸。

同じ原理で鳥かごの国の知世姫も知世ちゃんとは異世界の同一人物な訳なんだけど、黒鋼の主人も日本国の知世姫なんだよね。知世のゲシュタルト崩壊が起きちゃう笑 せっかくの設定なので黒鋼と鳥かごの国の知世姫との絡みがもっとあれば良かったのになーと思っちゃう。時間がなさ過ぎたのか絡みが一瞬で残念。
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