DanAbnormal

善き人のためのソナタのDanAbnormalのレビュー・感想・評価

善き人のためのソナタ(2006年製作の映画)
4.1
ドイツ語がこんな耳馴染みよく聴こえたのは初めて。
改めて息苦しい、厭な時代だったのだと自分の物の知らなさ加減を恥じながら、しかしとても興味深く鑑賞した。いやー実によくできた脚本。落とし前のつけ方も最後のセリフに「うわぁ」と唸ってしまった。
終始、ヴィースラーの観点(聴覚⁇)で二人に妙な感情移入してしまうし、ピアノの音色に聴き入ってしまう。
単純に映画って監視と似たものよなぁ、と前から薄々勘付いていたことを、再認識させられた苦笑。
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