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警視庁物語 19号埋立地のhummingbirdのネタバレレビュー・内容・結末

警視庁物語 19号埋立地(1962年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

シリーズ19作目(なので19号?)。埋立地から数珠を手にした死体が見つかる。

キャスト・スタッフは前回と同じ(2本撮りしているらしい)。星美智子が久しぶりに出ている。

脚本は長谷川さんが以前別の番組に書いたものをリライトしたようで、そのせいかいつもよりあっさりしていて、つかみどころがない印象。

19号埋立地とはネットの情報では葛西の可能性。確かに荒川土手のようなところが出てくる。埋立地にはすごく粗末なアパートが建っている(ひょっとしたら埋立地は家賃が安かったのかも?)。

当時の風俗なのか新興宗教が出てくる。ロケは浅草六区の屋台(その元締めの家が「緋牡丹博徒」のアラカンさんの家に似ている)。

佐藤三郎のロケ撮影は今回も素晴らしく、電話ボックスの堀雄二の背景に電車が通るシーン、土手からアパートのロングショット、ラストの警察署のロングショット。美術も細かくて好み。
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