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海外特派員のUSKのレビュー・感想・評価

海外特派員(1940年製作の映画)
4.9
ヒッチコック作品で一番好きな作品はコレだ!!『海外特派員』

ヒッチコック”ハリウッド二作目”にして第二次世界大戦を背景とし、壮大なスケールで描く陰謀渦巻く巻き込まれ系サスペンスでもありながらラブストーリーでもある。

【ストーリー】
アメリカの新聞記者ジョニー・ジョーンズは、ロンドンの和平の鍵を握る政治家ヴァン・メアへの取材のためヨーロッパに派遣された。平和会議の取材のために、アムステルダムへ向かうジョニー。しかしその会場でヴァン・メアが射殺されてしまう。
犯人を追跡し、アジトを突き止めたジョニーは、そこで死亡したはずのヴァン・メアを目撃する。。。

ハリウッド二作目とまだキャリアが短いにも関わらず凝った演出は流石と言うべきだろう。また車での追跡シーンはヒッチコック作品の中でも群を抜いて素晴らしい。40年代にこの迫力あるアクションシーンは天才だとしか言いようがない。

だだっ広い高原にそびえ立つ風車な数々、昔ながらの飛行機落下のシーン、本作はワンシーンワンシーンが印象に残るほど素晴らしい。
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