『狼たちの午後』
これは実話である。
銀行強盗がなぜここまで支持されたのか。
その背景として、アッティカ刑務所暴動や同性愛などの様々な問題が存在していた。
映画というよりVTRを観ているような感覚に陥った。銀行強盗と人質が徐々に溶け込む姿もどことなく親近感が湧いた。
アルパチーノとジョンカザールのタッグがここでも使用されるのは観ていて面白かった。
これが実話というところがまた面白く、彼らのその後などを追ってみたいと思うほど興味を持った。前回観た「セルピコ」よりも演技力が素晴らしい出来となっており完成度の高い作品へと仕上がっていた。