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狼たちの午後のmomohideのレビュー・感想・評価

狼たちの午後(1975年製作の映画)
4.0
なんと!ゴッドファーザーのコルレオーネ兄弟による銀行強盗映画!!!!
銀行内の人質や周りで見守る野次馬たちまで犯人に同情、はたまた共感してしまう所謂、ストックホルム症候群の類いですね。

実話ベースなのでこう言うと不謹慎かもしれないが、犯行を行う二人が実にお間抜けで憎めない笑
序盤でいきなり包囲され無理ゲーになってしまう展開に笑う。
こんなん同情もするわw
アルパチーノのこうゆう役は珍しいのではないでしょうか。

ただ「アティカ!アティカ!」と叫び見物する群衆を魅了するシーンは圧巻。
アルパチーノのカリスマ性大爆発。

敏腕とは言い難い刑事、マスコミの低俗加減なんかもリアルで良し。
LGBTや警察、政府への不満、不信感を描いていて70年代然としてる映画(実話だから当たり前だけど)

にしてもこの頃のアルパチーノは本当にいい男。
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