ブラザーフッドのmiiiiiiiio16のネタバレレビュー・内容・結末

高校生から大学生の時に観た韓国映画って「猟奇的な彼女」「イルマーレ」「私の頭の中の消しゴム」そして今作くらいだった。
まだ幼いから泣ける感動作＝名作って思っていた時期だし、随分号泣した記憶がある今作だけど、たまたまちょっと前にシアターで放映されていたの観に行ったら、あれ？こんな内容だったのかってなった。
でも当時にしたら戦闘シーンとかすごかったんだろうな。

弟を想うがあまりに戦争で鬼畜のようになり、仕舞いには弟を殺されたとの思い込みから自国を恨むようになり、敵軍に紛れ韓国軍に、目の前に現れた弟にさえ気づかず銃を向けるように。
最後弟には気づくからよかったんだけど結局は弟を庇うため敵軍に殺され死んでゆく。いつか観た戦争映画でもあったけど、敵か味方もわからず、むしろ味方同士でも殺し合ったりするのが戦争の恐ろしさ。
1人の命が、1人の死がものすごく軽いものになってしまう恐ろしさ。