囚人13号

二十歳の火遊びの囚人13号のレビュー・感想・評価

二十歳の火遊び(1961年製作の映画)
1.5
よくもまぁこんなにダラダラとしたのが撮れるもんだとちょっとイライラしてしまった。ダグラス・サークなら一時間てところか。

タバコ農園に母と引っ越してきたパリッシュ(ドナヒュー)が地主の娘と、その隣の農園で働く少女、さらにそこの地主娘にも好かれちゃうお話。そんな中、貫禄十分なお母様と大地主のロマンスもねじ込まれ、色んな葛藤が生まれるが、問題のドナヒューがドン・ファン状態なので説得力ゼロ。
コニー・スティーヴンス、この時代に沢山いた典型的な顔だけ女優っすね…にしてもあんな露骨なファッションありか!

結局、ドナヒューほどのイケメンが主役だから成立する一目惚れ物語なので、どうも面白くない(別に僻みじゃないけどな)。もしも主役がミッキー・ルーニーだったらどけチビ!で終わりでしょ。
面食い女どものドロドロ恋愛譚。トロいドナヒュー。
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