小麦番長

スパイダーマン3の小麦番長のネタバレレビュー・内容・結末

スパイダーマン3(2007年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

【復讐からの解放】

ノーウェイホーム鑑賞の前に。
アメイジング→トムホ版→
ときて初めてサムライミ版鑑賞。
やっと世界観が入ってきた笑
(観る順番が間違ってたのか??^^; )
いや多分、このサムライミ版が一番ヒューマンドラマの整合性がしっかりしてるからじゃないかと。

ラストのサンドマンへの赦し、ハリーのピーターへの赦し(誤解からだけど)、憎しみは何も生まないよってのを様々な親子、恋人、友人関係を交えながらちゃんと描写した点でサムライミ版が自分には一番しっくりきた。


ベン伯父の『偉大な力には大きな責任が伴う』
メイ伯母の『復讐心は人を蝕みその毒は人を醜く変えてしまう』

3作を通してピーターがこの二人の言葉を噛み砕き、実行できるまでを描いたシリーズなんじゃないなと思う。

プロポーズに選んだフランス料理店の案内人や、奥さんが怖い新聞社の早口デスク(J.K.シモンズ)とかの脇役キャラも濃くて、原作由来なのかもしれないけどドリフみたいに笑わせてくるコメディ要素とかも好きでしたよ。
小麦番長

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