このレビューはネタバレを含みます
力を手にした代わりに、誰も信用できなくなっていき、遂には周囲も含めて悲惨な最期……
ゴッドファーザーもそうだったけど、アウトロー系に救いはなかなかありませんね
でも、トニーがどうしようもないゴミだったら、こんなに面白い映画になってないはずです
愚直なまでの向上心、家族への愛情、相棒への信情、そして女子供を殺すのは許せない……そういったアンバランスさがトニーを主人公たらしめているのだと思います
あとキレのあるセリフがほんと小気味いいですね
たぶん、古典的なもので、他の作品で観た気がする…ていうのもあります
「自分で買いな 地獄行きのファーストクラスチケットを」
「戦争か いいとも やろうぜ」
「これがご挨拶だ!」