このレビューはネタバレを含みます
登場人物達の物分かりの良さよ…
『ドント•ルック•アップ』を先に観たからか、みんなが善人にみえます。
くじ引きの結果に素直に従う様とかね
治安は最悪になっていることは、汚れた町の様子や、荒れ果てた家、助けを求める抽選に外れた人達の様子からは垣間見ることができますが、そんなに描写していませんでしたね。
リアルだとしても露悪的にし過ぎるとヒューマンドラマとしての感動が偽善にみえてしまうからでしょうか。
また、近年の映画は人間描写を等身大に描こうとするキライがあるので、観てて疲れることが多いのですが（細かいセリフのやり取りでさえ）、本作はそこら辺のストレスがなくてよかったです。（ビーダマン家族の別れとか、超速理解で子を送り出していましたね）
トントン拍子に話も進んでいくので、見せ場が多くて面白かったです
